「夢のイストワール展」終わりました@O美術館蛤の香合

2022年04月22日

メトロ美術館展へ

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先日、友人から勧められて国立新美術館で開催している「メトロポリタン美術館展」に行ってきました。
NYのメトロポリタン美術館には2回ほど行っていて、初回は20代の頃。絵の師匠がNYで個展をするのでそれを観に行くためにNYへ。
2回目は10年くらい前?学生時代の友達がNY美術研修旅行を企画し、それに参加しました。
なので、2回も訪れているはずなのに。。。海外でよくある時差ぼけの中、大量の絵画作品を観ていて満腹過ぎて何がなんだか分からなくなるという事でしょうか。
今回の日本での展覧会は観る量として丁度良く、一点一点にじっくり感動。凄く良かったです。西洋絵画の歴史がざっくりと辿れるような作品郡で、美味しいお寿司屋さんのコースのよう。どのネタもハズレ無し全部美味しいのです!
私としては、入り口すぐのフラアンジェリコやカルロクリヴェッリがバーンとあって、驚きと喜び。絵の前で動けなくなりました。
フィリッポリッピの聖母子像は幼きキリストと目が合うような気がしました、初めての体験です。お叱りを受けてるような、睨まれているような。。。
後はルーベンスやコローの作品も素晴らしかった。
今の抽象絵画に繋がっていくのを感じます。
ロココだけ物凄くファンタジー。明るくてアイドルみたい。現実離れした明るさが気持ちを上げてくる。
印象派はやはり凄い。特にルノワールは自分にとっての教祖様だと改めて実感。
子供の時に観て、初めて絵で感動するという経験をした作家。気持ちが純粋になれます。
他にも書ききれないけれど、久々に絵画の良さを実感しました。
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その後、同じ国立新美術館で開催している春陽展も知人から招待券を貰ったので拝観。
生きてる現在の日本の作家さんの絵にもパワーが。
招待券をくださった知人の作品もとても良かった。
あと母校の先生、入江観先生のアトリエ風景の展示もしみじみと観てきました。





kirinrin713kumiko at 21:09│Comments(0)

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