2011年11月

2011年11月13日

ニホンの美術館

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先週のとある日、朝6時50分羽田発・米子鬼太郎空港へ。飛行機にまたがる姿に迎えられ‥鬼太郎さんカッコイイ。
以前から一度は訪れたいと思っていた足立美術館へ。空港からのアクセスが難。バスで田んぼの中を行く。里山風景の中に突如、近代的な建物が出現。こりゃ凄い。館内は綺麗で、拝観ルートに沿って行けば、素晴らしく完璧な日本庭園、計算された造形美。庭園という名の宇宙。窓枠や壁をくりぬき額縁にみたて、一枚の絵としてみせる。自然と人間が共に生きる、一体に感じる空間。
季節の移り変わり、時間の移り変わり、光、様々な色や姿を見せる。生きている芸術。
美術館には横山大観や橋本関雪などの作品から新館には院展作家さんの作品がズラリ。
日本画壇の時代の流れによる表現の変化を目の当たりにして、脈々と繋がり、受け継がれていったものを、改めて感じました。画面の大きさやマチエール、絵具の扱い方、色、構成の時代による推移。けれどテーマに関しては、一貫して共通のものがある気がします。いつの時代でも、不変なもの。
あと、童画作品コーナーがとっても良くて、心にぐっときた。私はやっぱり小さくて素朴な物に惹かれるみたい。

kirinrin713kumiko at 23:52|Permalink無題 

秋のスケッチ会

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今日はアトリエの生徒さん達とスケッチ会でした。場所は文京区の六義園です。
天気に恵まれ、寒くもなく暑くもない、爽やかな秋晴れ。良かった。少し、紅、黄色と葉も色づいていました。
かなりの人出に混んだ園内にちょっとビックリでしたが、皆さん良い作品を一生懸命描いていました。私も周りながら、一緒に描いたりして、楽しかったです。
今回、参加ができなかった方々は残念でしたが、またの機会にはどうぞよろしくお願いします。

kirinrin713kumiko at 22:38|PermalinkFioreより 

2011年11月08日

フレスコ画による展示案内

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友人テンペラ画家さんの菅原T子さんからオススメされた「谷口千恵子展」。
フレスコ画のグラフィートという技法による作品展です。
13日まで千代田区神田駿河台のギャラリーf分の1 にてやっています。
何かのカケラのように、形が自由でダイナミックで、見ていて楽しいです。小品は可愛いらしさの中に強さを感じます。不思議とどこかの遺跡を感じたり‥。青の部分は群青を使っているそう。
フレスコという技法で、こういった現代的な作品も作家さんによって制作されています。

kirinrin713kumiko at 20:34|Permalink展示会の案内 

2011年11月07日

フレスコ画とテンペラ画‥

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フレスコ画とテンペラ画の違いは何ですか?という質問を受けたので、簡単に記述してみます。
まずは、顔料の接着方法の違いです。フレスコ画は前のブログに書きましたが、接着にバインダーを使いません。水と顔料だけで描きます。
テンペラの場合は顔料を水で溶き、卵黄メディウムで描きます。
黄身のタンパク質が空気に触れると固まる性質を利用しています。
それと、フレスコ画は壁画でみる事が多いです。テンペラ画は祭壇画や板絵(イコンなど)など、板に石膏を施した下地の上に描きます。フレスコのように、漆喰の乾きを気にせず、じっくり時間をかけて作業ができます。
そして板絵なので持ち運びが可能です。

だいぶ、大雑把に記述してみました。
(因みに‥フレスコ画には漆喰が乾いてから描く方法などもあります、テンペラも卵黄ではない方法もあります。)

kirinrin713kumiko at 14:48|Permalinkイタ話 

2011年11月05日

フレスコ画って?

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フレスコ画とは何ですか?という質問を受けたので、簡単に記述してみます。フレスコ画とは絵画技法の一つです。
ヨーロッパの教会の壁画だったり、東洋では敦煌の仏教遺跡など、世界中で見る事ができます。砂と石灰を混ぜたモルタルを壁面に塗り、乾かないうちに水で溶いた顔料で、絵柄を描いていきます。壁を作りながら絵を描いていくので、描き直しは出来ません。壁のモルタルが乾く際に、表面に着彩された顔料が、水と石灰と二酸化炭素に反応し定着します。その為、耐久性があり、永い年月がたっても美しい色が残っています。

写真はイタリア、フィレンツェのS.M.del Carmine教会のフレスコ (1400年代のもの)です。近年、永い期間修復中でしたが、今は修復も終わったので、かなり綺麗な画面を見る事ができます。

kirinrin713kumiko at 08:54|Permalinkイタ話