2011年12月

2011年12月30日

暮れ

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今年最後のblogをと、文章を考え書いては消し‥2011年を、私の稚拙な言葉で綴る事は出来ず‥本当に衝撃な年でした。本当に色々と、考えさせられました。

絵に対する意識も、あらゆる意味で深めていかなければ‥と感じます。

今年は制作を大小合わせ100点を目指してみました(数は重要ではないのですが)。でも、数えたら模写や途中を含め、71点で。しかも、その中で作品と呼べそうな物は数点ほど‥(タメ息)。
来年はもう少し 頑張っていきたいです!

年末年始、浅草は更に活気あり賑やかです。我家も、バタバタと忙しい時期で、毎年ヘトヘトになります(とくに母のことは心配)。お正月明け、疲労で病気になったり怪我したり無いよう、気をつけつつ‥乗り越えたいです。

皆さまも、暖かくして、どうぞ良い年をお迎え下さいませ。

kirinrin713kumiko at 23:59|Permalink無題 

2011年12月28日

誰かのために

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あの有名なゴッホの「ひまわり」は、同じモチーフで数点あります。ゴーギャンの為に描いたもの、弟テオの結婚祝いとして、プレゼントしたものもあるそう。
ゴッホは売れない貧乏画家で、街の人々には狂人扱いをされていたけど、とても繊細な優しい人格だったと思う。
“誰かの為に描く”という想いが、少なくともあの偉大な作品を創る原動力の一つだったのかもしれない。

歌でも料理でも、そうかもしれませんが、創作は、愛する人の為に生み出されるとき、そこには人の心を揺り動かす何かが、宿るのかもしれません。

凄くシンプルだけど、大切なこと。

kirinrin713kumiko at 22:58|Permalink無題 

2011年12月26日

黄金背景テンペラ模写作品

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フラアンジェリコ作の祭壇画の中の部分模写。受胎告知の天使です。
写真を撮るのが難しかったー。周りの電気によって色の見えかたが違ううえ、自分の姿が金箔面に写り込んでしまうのも、困りました。何回も撮影。そんな訳で勢い余って、同じ作品の写真を二枚も載せてます。

現物は右側にマリア様もいますので、いつか、そちらも模写したいです。

kirinrin713kumiko at 16:33|Permalinkテンペラ 

2011年12月22日

テンペラ画~顔料篇~

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久々に画材の話。テンペラ画で使われる絵の具は粉末状の顔料です。それを水または卵黄メディウムで練って使うのですが‥。
日本画で使用される天然岩絵具の粒子が細かいものも、テンペラで使えます。
友人の日本画家さんから、岩絵の具を少し頂戴しましたので、テンペラ用に練ってみました。
こうしてみると、同じ緑でも青でも似て非なる‥テンペラ顔料と色が違います。
もちろん、テンペラにも様々な種類がありますが、やはり西洋の色。日本画用の岩絵具は日本独特の色です。名前も「松葉緑青」とか「山吹」、「岩群青」「黄口本朱」など、文字の響きが素敵だな、と感じます。それにしても、この値段‥勿体無くて使えない(^-^;)‥。

kirinrin713kumiko at 21:53|Permalinkテンペラ 

2011年12月21日

年内には終わらせたい

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子供の頃、部屋の電気を点けずにゲームウォッチに没頭し、よく親に叱られました。
大人になった今でも、チクチクと模写をしていて、陽が落ちたのに気付かず、部屋が真っ暗になっていたりします。視力下がるはずだ~。

昔々の中世の頃は、電気は無かったのですから、暗い仕事場では蝋燭灯のもとだったのでしょう。しかも石造りの建物で、冬はめちゃめちゃ底冷えしそうだな~‥と想像すると、かなり過酷そう。
現代は、夜でも冬でも雨降り雪降りでも、普通に制作出来るのだから、間に合わない言い訳は‥できないなぁ。

kirinrin713kumiko at 22:22|Permalinkテンペラ