2015年10月

2015年10月21日

水彩の紙№10~14

 
 
かなり久々のblog更新になってしまいました。
先月から身内・親戚・友人の結婚式が連続し(目出度い!)週末はバタバタ。
自分の引越しも結構大変で‥あっという間に月日がたってしまいました。
新しい部屋に越して来たけれど、未だ未開封のパンダ印の段ボールがゴロゴロ‥早く片付けなければ~。

さて、水彩の紙お試しシリーズ。まだ続けております~。
6種類の紙を一冊のスケッチブックにまとめたものがありまして。ホルベイン社から出してる紙のみですが。
二枚づつ位であるので、色々とお試ししたい方にはうってつけのスケッチブックですね。デワ、、上から順番に‥。

イメージ 1
No10 AVALON (アバロン)
中目 300g コットン100%イギリス製 ホルベイン社
紙の色は白。強靭な紙、表面の凹凸はしっかりあり、ザラっとした手触り。
弾きが強くて吸い込みも遅いので初めはちょっとびっくり。
たっぷりの水分を含ませると大丈夫かな。
紙の毛羽立ちがやや気になった。
発色は濡れている時の色は綺麗、乾くとちょっと彩度が落ちるというか、落ち着いた色合い。
乾いてからの直しも重ね塗りもやりやすかったです。絵の具が上手くのびて、止めたい所てちゃんと止まってくれる感じ?がする。

イメージ 2
No.11 WATER FORD(ウォーターフォード)ナチュラル
 中目 300gコットン100% イギリス製、ホルベイン社

イメージ 3
No.12 WATER FORD(ウォーターフォード)ホワイト
ナチュラルの方は紙の色はちょっとベージュ。ホワイトはもちろん真っ白。表面の凹凸はそんなに激しくは無いですが触り心地はざらっとして、しっかりした強靭な紙です。
弾く感じが強いので無意識に水を多めにしてしまいました。
そうすると、当たり前ですが絵の具がボワアと広がりまして、少し滲まないで欲しい所など塗るのは慣れないと難しいです。
発色は良いと思います。かすれた表現をするのには適してるかもしれませんね。
ホワイトとナチュラルの使い心地の差はあんまり無いのかな?紙の色が白いので絵の具の色彩はやや明るいかもしれませんね。外でスケッチするときはナチュラルのほうが目に優しいかも。
イメージ 4
No.13Strathmore (ストラスモアインペリアル)
中目 300g コットン100%アメリカ製
アメリカ製ってなんとなく目新しく感じ、楽しみにして試してみました。
紙の色はオフホワイト・表面は滑らかで陶器みたい?!
でも描いてみると強靭で頑丈な印象。
発色も良くてボカシもやりやすいです。
気持ち良く絵の具が伸びるので、あんまりいじらなかった‥ので直しや重ね塗りはどうなるか不明。
 
 

イメージ 5
No.14 Clester(クレスター)中目 310g コットン・パルプ 日本製 ホルベイン社

紙の色は真っ白ではなくちょっとだけベージュ。最初、型紙!?と思ってしまうくらい強靭で粗野な印象。でも触ってみると意外にサラサラしていて優しい肌合い。
弾きも強すぎず弱すぎず、吸い込みはちょっと早め、滲みやボカシも完全に乾く前ならそんなに焦らずに出来る。発色は色によってはっきり出るのと沈むのと、あった気がします。塗り重ねはやりやすい。毛羽立ちも無いです。紙も厚みがあるので水が多くてもガシガシ描いても負けません。絵の具がかすれた感じも嫌味なく出るような気がします。

アルビレオは前回書いたので省略。


と、今回はこのへんで。
そろそろ本業のテンペラを描かないと、まずいです!と思いつつ寄り道ばかり。
先日は透明水彩と色鉛筆で描く方の展示会に諏訪まで遠征したりして、違う画材の作品に興味がつきません。水彩や色鉛筆の世界は奧が深い‥。



 
 
 
 
 
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kirinrin713kumiko at 15:11|PermalinkComments(0)水彩、色鉛筆