無題
2022年08月26日
ファミリーミュージカル
絵と関係無い話です。
幼少の頃に、初めて見た劇団四季は新宿でテント劇場のキャッツ。そこからミュージカルやお芝居が好きになり、学生時代は小劇団、大人になったら歌舞伎にハマり。そんな自分なので子どもにも小さな頃から劇団プークの人形劇やら機関車トーマスのミュージカル、子ども向けの着ぐるみお芝居と、なにかと観劇をしています。
去年の春にライオンキングで劇団四季デビューも出来たので、夏も何か観たい!もとい、観せたい。いえ本心を言えば単に自分が行きたい。
それで先日、自由劇場のファミリーミュージカル「人間になりたがった猫」の公演のチケットを取り、観に行ってきました。
自由劇場、竹芝にあって、初めて行ったのですが、想像とは違い、なんとも趣きがあって、昔の海外の街にある小さな劇場のような、夢ある素敵な空間に「おっ!」と驚き、テンション上がり。
で、見渡すとロビーが、あれ?お客さんが大人ばかり。。。?夏休みだし、ファミリーミュージカルなので、子どもがワイワイ居るのかと思いきや。。、あれ??大人女子率高く。。。
ちょっと心配になりつつ、開幕してすぐに分かりました。
主役の猫、かっこいいんだな、オーラ有り、光ってる。うーむ。なるほど。。そして、しまったー!と心で叫びました。
周りのお客様たちの舞台にかける熱量と違いすぎる!!誰もが小さな猫の人形を手にしていて静かなのに、何か、凄い見えない熱気が。。。眼差しがlove。。。
心配していた通り、開演中、ウチの子はモゾモゾし出して、静かなシーンに限って「あれ、魔法じゃないよ着替えてるよー」とか言うし。
とりあえず、自分の子どもにシーーー!!って何回言ったか。その度に、冷や汗ですよ。
主役の人がめちゃくちゃ良い歌を歌うシーンとか、あくびするし。お願いだからじっと静かにしてくれ〜。と念じてばかりで舞台に集中できなかったです。それでも、やっぱり凄く感動しました。劇団四季もちょっとエンターテイメント性が強くてトリッキーな演目が多くて、華やかだけど、私としてはシンプルなミュージカルの方か良いな!加藤さんが出てた「クレジーフォーユー」とか大好きだったので、歌とダンスで魅せる明るいミュージカルがやはり好きだなぁ。
今回観た「人間になりたがった猫」のメインキャストの皆様がうまかったです。ライオネルという役柄が魅力的なのですが、ピッタリの役者さん。可愛いしカッコいい。
スワガード役の方も安心感の上手さ!多分、ガストンとかアラジンとか適任で劇団からしたら手放せない存在でしょうか。
昔々、山口祐一郎さんのファントムに涙していたけど、もはや詳しくは四季の看板役者さんのお名前は分からないです。でもこの先も脈々と劇団四季のレベルの高さが続いていくと良いですね。
帰り道、子どもに、「面白かったね」と言ったら「でもちょっとセリフしくじってるシーン、あったよね」とか言って急に厳しいぞ!?笑。君、大先生か?!とツッコミそうになりました。
kirinrin713kumiko at 16:19|Permalink│Comments(0)
2022年08月15日
T-BOXでのグループ展終わりました。
またもやブログを書けないまま日にちが過ぎてしまいました。先月末に参加していた八重洲のT-BOXでのグループ展の事も今更ですが。。。写真撮ったので。
今回、自分は具象画の小さな作品を数枚、展示しました。
他の作家さん達も個性的な物が多くて見ていて楽しかったです。
ただ、猛暑とコロナの猛威が重なって、さすがにご来場のお客様もいつもより少なかったようです。
それでも、来てくださってる方もいますのでありがたいです。
展示してみて、分かる事も多いので何事も勉強だなぁ、、、と思います。
それにしても今年の東京の夏はやっぱり暑くて暑くて。ぼわーと、朦朧としますね。
夢を言うなら、夏の間は涼しい緑多い高原とかに、こもっていたい。朝日と共に起きて日々スケッチとかしながら。。。温泉もあればなお最高。
そんな事を現実に叶えてる方もきっと居る事でしょう。ハァ!羨ましいもんです。
子供に夏休みの思い出を作らねばならないという、重責を担っていますので、暑い中、あちらこちらと出かけています。
先日は涼しそうと言う理由でお台場のチームラボボーダレスを遅ればせながら行きました。
お台場は今月末で閉館との事で駆け込みのお客さんが多く混んでます。なので、朝一番に予約してみました。
館内はほとんど暗いです。そして、迷子になります。というか、迷子になって探索するというのがコンセプトなので、時間は3時間くらいかかりました。
音と光とポップな画像の世界で、夢の中が現実に有ると言うかんじ。
それにしても、写真が綺麗に撮れてる物が全然ない!!自分下手くそすぎる。。。。
きっと上手な方が撮れば本当に素敵な映え写真だらけでしょう。
そんなところです。写真を撮れる迫力満点なデジタルアート。です。
これは外国人が日本に来たら連れて行ったら喜ぶと思います。モチーフが和風なのです。現代ジャポニズム。
子供が沢山参加していた運動の森という場所は、自分で絵を描くスペースが有り、そのオリジナルの絵をグッズにしてくれるサービスがあります。
沢山の人が一生懸命絵を描いてました。
そこだけはアナログなほのぼのした世界。
散々、最先端のデジタルアートを体感しましたが、結局アナログの使い古されたクレヨンで絵を描く方が子どもも、楽しそうでした。
その時が1番生き生きとして、
描いていました。
ちょっとウチの子には暗いし圧倒されていて楽しい感じでは無かったようです。ずっと出口どこーって言ってました。小さな子で泣き叫んでる子もいて、行く時は自分の子供の好みや性質を考慮した方が良さそうです。
という訳で、
ヘビの絵を描き、それをもとにトートバックにデザインしてもらいました。
夏はまだ続く。。。私の体力もつかなぁ。
kirinrin713kumiko at 17:33|Permalink│Comments(0)
2022年07月10日
夏の独り言
既に色々な方が意見を発信していますが、私個人的な思いが頭の中でぐるぐる回っていて、少し整理をする為に文字にしてみます。
先週の金曜日は昼前に家に帰宅して、なんとなくTVをつけると、とんでもない緊急速報が流れ、すぐにほとんどのチャンネルが元首相の襲撃事件のニュース番組となり、そこから刻一刻と入手される画像と、中継、情報にずーっとTVの前から離れられなくなりました。仕事も出来ず結局、夜までずーっと観ていたせいか、精神的に疲弊し、寝れなくなり、救急車の音が聞こえただけでビクッとなってしまいました。
小沢一郎氏の発言がすぐに問題視されて、とても責められてましたが、言いたい事は分かるけれど、タイミングというか、遺族の方もいて、自分自身が表の人だというのに、どれだけその言葉が影響があるのかというのも想像出来ないのかと呆れました。だいたいマスコミは前後の言葉はカットしてしまうのも分かってるはず。
でも、私も今回の出来事は今の日本をとても表していると思いました。沢山の要素が含まれていて、色々と考えてもキリがないくらいですが。
海外の先進国の方から見たら本当に奇妙な惨劇だと思います。
まずは、警護が手薄過ぎる。。。きっとアメリカ人からしたら、なぜ??ハテナマークだらけ。平和ボケしてると言われても仕方ないわけで。確かに奈良はのんびりしていて本当にホンワリした空気なので、分からなくもないけど。。。他にも色々な事情があるにせよ。後ろから犯人が普通に歩いてきちゃってて。
そして、犯人手製の銃って!!どんだけ器用なんだ日本人!という声が聞こえてきそう。イタリアの方に以前、日本人はなんでも作っちゃうよね、って皮肉なのか褒められてるのか?分からないけれど、(その時は確かビニールハウスとか養殖の話しをていて)
銃の試し打ちまでして、物凄い努力と労力!涙
その能力を正しい方向に使っていたら本当に良かったのに。
しかも、殺人の動機が、、、政治的な問題じゃない訳で。ここがまた日本っぽい。
宗教団体というキーワード。過去にも日本で起きる大事件には度々でてくる。
被害妄想と逆恨みのパワーは絶大なもので、京都アニメーションの事件もふと思い出しました。
誰にも相談できず、独りでチクチクと積もり積もった恨み嫉み。自分の犯す罪の重さより、もっと目先の、復讐の方が絶対的に重要になってしまう。
いつも変な事件の犯人は男の人ばかりよね、という意見を耳にしたけれど、その男の子を育て1番近くに居て影響を与えるのは母親で女性なのです。
そう思うとゾッとします。
今回TVを見ていて政治家も護衛にあたる人もお医者さまも、マスコミ陣もとにかく男性ばかり。
でも、撃たれてすぐに、心臓マッサージらしき事をしていたのは若い女性たちで、涙。
どんな時も天使が舞い降りる、天使様のような女の人たちが無我夢中で処置をしていて。。
きっと洋服も身体も血だらけになっただろう。無事に家に帰れたのだろうか。その後も精神的に大丈夫なのだろうか。
TVから渋谷の安倍首相の豪邸と犯人のワンルームらしきマンションが交互に写されて、なんとも言えない思いになりました。
今までだって、こういう歪んだ残酷な事件があっても、犯人が特別に変で、悪い環境で育ち、ずっと特殊なものとして目を背け、蓋をしていたのが日本の社会だったけれど、もしかしたら、この、勝ち組負け組という愚かな言葉が生まれるような変な国に恨んでいる人は沢山いるのかもしれない。
行動するかしないかだけの違いで。
生きづらい国ってなんて悲しいんだろう。
自分が政治のことを色々言うと墓穴を掘りそうなので何も言いませんが、アベノマスクやアベノミクスやら、ネーミングまで付けて、本当にご自分の功績や名前を世の中に残したい欲求が半端なく自己顕示欲?なんて簡単なものじゃない、もっと執念みたいなものを感じていました。でもこのような最期を迎えてしまい皮肉にも、毎日のようにTVで今までの功績が讃えられ奥様との仲睦まじい美談と共にお名前はずーっと日本の歴史に残るでしょう。本当にだれも忘れない政治家となりました。
安倍元総理が一発目の銃弾の後に振り向いていて、
最後に見た景色はどんなだったのだろう?
犯人の男を、あのグレーのポロシャツの、無機質な顔を見たのだろうか。
今はあまりに残酷な最期に言葉もありません。感謝と共に心からお悔やみ申し上げます。
kirinrin713kumiko at 20:21|Permalink│Comments(0)
2022年01月09日
2022年になりました
正月ボケがずーっと続き、ようやく通常運転になったと思ったら大雪。
天気予報もよく見ずに子供と映画「ミラベルと魔法だらけの家」を見に行ってしまい、帰宅時に大雪でびっくりでした。駅から自転車をこいで、家まで。
頭から雪をかぶって全身に雪が積もってしまい笑。
寒いけど、雪をこんなに感じたのは久しぶりです。
今年はどんな1年になるのでしょう。
いつもなら今年の目標だったり、願望だったりを考えたりするのですが、今年はぼんやりとしか浮かばず、言葉にまだまとまらないです。
でも、今は先日決まった二人展の作品をとにかく仕上げてなんとか形にせねば。
そればかり考えていて、行動が伴わないでいます。
焦っているのに、ボケーっとTVを見てしまう。
今回の大河ドラマは観たい。と思い観ていたら坂東彌十郎さんが!!
ぴったりなお役で、TVでご活躍を観れて嬉しい。他にも歌舞伎役者さんがたくさん出てて、ちょっとテンション上がりました。
話は変わりますが、年始にラジオで今年の開運に良い行動という話題で「家から西の方向にある神社にお参りすると良い」という言葉だけ耳に入ってきました。
慌てて地図を見て確認すると、まさに上野。
上野の東照宮でした。
またもや自転車こいで上野公園まで初詣にいきました。
混んでました。
でも並んでちゃんとお参りしたおかげか、自転車で雪道に転びましたがかすり傷ですみました笑
ありがたや〜と足の擦り傷見るたび思います。
天気予報もよく見ずに子供と映画「ミラベルと魔法だらけの家」を見に行ってしまい、帰宅時に大雪でびっくりでした。駅から自転車をこいで、家まで。
頭から雪をかぶって全身に雪が積もってしまい笑。
寒いけど、雪をこんなに感じたのは久しぶりです。
今年はどんな1年になるのでしょう。
いつもなら今年の目標だったり、願望だったりを考えたりするのですが、今年はぼんやりとしか浮かばず、言葉にまだまとまらないです。
でも、今は先日決まった二人展の作品をとにかく仕上げてなんとか形にせねば。
そればかり考えていて、行動が伴わないでいます。
焦っているのに、ボケーっとTVを見てしまう。
今回の大河ドラマは観たい。と思い観ていたら坂東彌十郎さんが!!
ぴったりなお役で、TVでご活躍を観れて嬉しい。他にも歌舞伎役者さんがたくさん出てて、ちょっとテンション上がりました。
話は変わりますが、年始にラジオで今年の開運に良い行動という話題で「家から西の方向にある神社にお参りすると良い」という言葉だけ耳に入ってきました。
慌てて地図を見て確認すると、まさに上野。
上野の東照宮でした。
またもや自転車こいで上野公園まで初詣にいきました。
混んでました。
でも並んでちゃんとお参りしたおかげか、自転車で雪道に転びましたがかすり傷ですみました笑
ありがたや〜と足の擦り傷見るたび思います。
kirinrin713kumiko at 20:22|Permalink│Comments(0)
2021年12月23日
独り言
もう10年?15年以上前、友人と東京から少し離れた山にハイキングに行った。遊歩道から少し奥に入った所で倒れている男性が目に飛び込み、大丈夫ですか!?と近寄ると手元に大きな包丁。目をつむったまま、その男性は近寄るな!と力ない声で言い放ちフラフラと歩き出し、私達はえ??え??と動揺。そのまま男性は川の方へ。あ、これはまずい!と震えながら携帯で警察に電話。あっという間に警察と救急車が到着。ババっと来てその男性を連れて行ってしまった。
呆然としてる私達の側にいつのまにか地元の人か数人いて。。。よくあるんだよ、この場所と。。。
あの時の事は今でもはっきり思い出し、今まで誰にも話せずいた。その友人ともその後その話は一切しなかった。
その日の帰り道、友人が肉体の寿命と同じように心の寿命があるんじゃないかな、とポツリと言った。その言葉が私の心臓にくっきり残っている。
本当にそうなのかな?と時々思い出しながら。
絵の世界で、人は見た時に分からない物を嫌う傾向がある。意味を知りたがるし、はっきりとした理屈や言葉での説明が必要になったりする。
なんだか分からないモノ理解できない事は、無理矢理、自分の考えに合わせている。
でも、世の中には分からない事は沢山あって、理解出来ない事の方が多いのではと思う。
どうして?何故?と思う出来事の方が多い。それを訳を知ろうとするのは困難で時々自分を苦しめる。
自分の事ですらよく分からない時があるのに、他人の事は分かるはず無い。
以前は、生きてこそだよ、と思っていたけど、そんなに簡単なものじゃない。
天使のように良い人ほど、病気になったりするんじゃないかな。
ならば悪い人間で居た方が良いな、なんて思ったり。
何が正しいとか、もうあまり決めてはいけないのかもしれない。とそんな事をグルグル考えて最近は夜は不眠気味です。
呆然としてる私達の側にいつのまにか地元の人か数人いて。。。よくあるんだよ、この場所と。。。
あの時の事は今でもはっきり思い出し、今まで誰にも話せずいた。その友人ともその後その話は一切しなかった。
その日の帰り道、友人が肉体の寿命と同じように心の寿命があるんじゃないかな、とポツリと言った。その言葉が私の心臓にくっきり残っている。
本当にそうなのかな?と時々思い出しながら。
絵の世界で、人は見た時に分からない物を嫌う傾向がある。意味を知りたがるし、はっきりとした理屈や言葉での説明が必要になったりする。
なんだか分からないモノ理解できない事は、無理矢理、自分の考えに合わせている。
でも、世の中には分からない事は沢山あって、理解出来ない事の方が多いのではと思う。
どうして?何故?と思う出来事の方が多い。それを訳を知ろうとするのは困難で時々自分を苦しめる。
自分の事ですらよく分からない時があるのに、他人の事は分かるはず無い。
以前は、生きてこそだよ、と思っていたけど、そんなに簡単なものじゃない。
天使のように良い人ほど、病気になったりするんじゃないかな。
ならば悪い人間で居た方が良いな、なんて思ったり。
何が正しいとか、もうあまり決めてはいけないのかもしれない。とそんな事をグルグル考えて最近は夜は不眠気味です。
kirinrin713kumiko at 19:44|Permalink│Comments(0)