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2013年05月31日

Firenze10

14世紀の作家、Domenico Ghirlandaio(1449~94)のフレスコ画が観たい時は、S.MariaNovella教会に行くと良いです。日本ではクリームとか香水?薬局の方が有名ですね。

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私はこの教会のアルベルティが設計したファザードは特に好きです。大理石の色も柄も。

堂内にはGhirlandaio工房作のマリアの物語が鮮やかに残っています。

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美しい画面が、迫ってきます。画面の中から人々の言葉すら聞こえてきそう。

その他に中央部の天井からさがるGiottoの「十字架像」の強い存在感と神々しさにはいつも圧倒され。

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美術史の上でも重要なMasaccioの「三位一体」のフレスコ画もあります。

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Filippinolippiの「聖ヨハネとピリポ伝」のフレスコ画は躍動感溢れ、鬼気迫るものがあります。

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La Capilla AbsidalにあるAndrea di Bonaiuto(1365~67)のフレスコ画は修復されたのか、色彩も鮮やかで細やかな形態や絵柄が見応えあり。

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出口方向に進むと立派な糸杉のある通称、緑の回廊。とても印象的です。

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また、別の教会になりますが、Ghilrandaioの板絵、フレスコ画はS.Trinita教会にもあります。

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こちらも、少し暗い場所ですが、とても美しく完璧な画面です。
壁面のフレスコ画「聖フランチェスコ伝」と、祭壇画の「牧者の礼拝」。

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その他、Ognissanti教会とS.marco美術館のお土産売り場にはGhilrandaio作でそれぞれ同じテーマ「最後の晩餐」のフレスコ画があるので、見比べても面白いかもしれません。

kirinrin713kumiko at 16:30│Comments(0)イタ話 

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