2011年06月
2011年06月26日
2011年06月24日
また…摸写
古典技法のテンペラの場合、人物の肌のところには最初にテールベルトという緑土顔料にシルバーホワイトを少し混ぜたもので着彩します。テールベルトはモスグリーンとも違う、少しくすんだ落ち着いた緑色です。イタリアのシエナ、キプロス産が有名です。
補色の効果で、上にのせる肌色の発色を良くさせるためと、肌の影色の部分を下からうっすらと浮き出る緑系の色見で表現するだめです。
イタリアの美術館や教会などで、古い作品を見ると、絵の剥がれ落ちた部分からこの緑色が見えたりして よく分かります。
2011年06月20日
絵てがみ
昨日、父親が山形旅行から帰宅し、お土産にさくらんぼを買ってきました。私が「放射能…あびてない?」とちょっと冗談めかして言ったら、普段、滅多に怒らない父が非常に気を悪くしてしまいました。そのサクランボは父の友人がやっている果樹園という事もあり、風評被害に困っているのをよく知っていたみたいです。
そんな訳で昨日は 父の日だと言うのに、嫌~な雰囲気になってしまい…。
今朝 ハガキにそのサクランボを水彩で描いてみました。渡しそびれたプレゼントと一緒に ごめん!というメッセージ込めて部屋に置いておこうと思います。