2012年03月
2012年03月28日
展示会のご案内
「Beat project」
期間4月9日~15日日曜日。
会場 ギャラリーメタノイア フランス・パリ4区 マレ地区
http://www.galerie-metanoia.fr/fr/agenda/133-carte-blanche-a-michiko-horie-ii.html
ギャラリーメタノイアhttp://www.galerie-metanoia.fr/
あんまり無い事だとは思いますが、もし、この期間にパリに行くような方がおりましたら、お立ち寄り頂けたら幸いです。
作品を二点ほど出展予定です。
私自身、搬入とオープニングの為にフランス行きを考えていましたが、、、家の事情で日本に残留。
でも、海外は無理に行っても良くないかな‥という予感もあり。
また、いつか行けたら良いなぁ。
2012年03月23日
背骨の話

とある大学の先生が卒業生に宛てたメッセージを読んだ。美術とは違う分野の研究室。だけど、全てに通じる。
かなり大雑把に要約すると‥
「研究には正解、不正解はない。誰も答えを知らないから、研究になっている。自分の主張をとりあえず述べ、相手の反論が、どうかと考える。間違う事を恐怖に感じていては外の世界に問う事は出来ない。いつも自分の価値判断基準を外部に委ねていて、自分の内部には何もない。他人にどう思われても、自分が研究しそれを外に問うのが表現者で、それが表現者の存在意義だ。自信を持つには精神的な背骨を育てることだ」
と、その先生は叱咤激励をしている。
つい他人の目を気にしてしまう。変に思われたら‥はみ出したらいけないとか。評価をされないモノは存在価値が無いのでは‥と思ってしまう。こんなマイペースな私ですら感じるのだから、笑ってしまう。そんな事は、馬鹿らしいと分かっていても。
揺るぎない、精神的背骨をどうやって育てるかは、人それぞれ違うと思う。作品を作って発表する限り、責任は持たないといけないけど、駄目だと言われたり失笑されたり、どんな評価をされても、また立ち直り、自分の道を行く。満足ではなくて、自分が納得していれば、胸をはる。そういう、良い意味での図太さと勇気を持たないと、一歩前には進めないな‥と。
とうに学生じゃないくせに、いまだ身にしみた言葉。
2012年03月15日
Par avion
作品を海外に送るのはかなり心配。イタリアから日本に送った荷物で作品が破損した経験があり‥。(自分の梱包が甘いのもありますが‥もしや荷物をボンボン投げてるのかなぁ・想像すると、青ざめてしまう)
それにしても、英語版作品ファイルを作るのに手間取りました。
いい加減、英語の勉強をしなくてはと思います。
英語と車の運転は私の人生には無い・と完全放棄をしていたので、中学生レベルの英文法すら、かなりあやしいです。
先日の展示会でも外国人のお客様に遭遇し、せっかく興味を持って頂けたのに、全くもって撃沈。
最近は、やはり英語しか話せない外国人の生徒さんが、教室に入会しました。簡単な単語すら浮かばない停止した脳。殆ど身振り手振りのレッスンで、疲労困憊。
しかも 今度は子供を三人連れて来ると言う‥ノォ~~!
今は、子供達だけはせめて、日本語が少しは出来ますように‥と祈るばかりです。
(二枚目写真は隅田公園の梅。ようやく小春?嬉しくて)
2012年03月04日
無事に終わり
昔から、“何故、絵を描くのだろう”“芸術って、何なのだろう”なんて、子供みたいな素朴な問いがいつもあって、私にとって、その答えを探す手かがりの一つが、展示会なのかもしれません。そして何の為に誰の為に‥。
いつも暗中模索です。
展示会で、色々な人に作品を見て貰える事は本当に有り難いことで、今回も様々な出会いがありました。
作品の前で、涙ぐんで下さった方や、拝むように観てくださった方々。ありがとうと言われ、私のほうが励まされ‥すみませんっありがとうございます(;_;)!と心の中で叫んでしまう。
blogやメールの簡易なご案内にも関わらず、駆けつけてくださった方々。今は感謝で胸がいっぱいです。
1週間が永く、色々と考えたり、気付いたり、まるで旅をしてるみたいだなぁ‥と思った時もありましたが 最終日を無事に迎えられました。
迷いながらも、黙々と自分のしている事が、少なからず間違った方向では無いのかな‥と感じられ、また明日からがんばって行けそうです。
更に、より良いものが作れるよう‥精進して行きたいと思います。