2012年06月

2012年06月27日

紫陽花

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紫陽花はなんだか人の顔みたい。
沢山の顔が道端に咲く。
少し目を離したら、水を欲し、うなだれてしまった。

枯れたそれは、だらりと頭の中を見せる。
細くて薄膜の血管が張り巡り、トクトクと流れてる。まだ生きているみたい。

とても哀しくて、綺麗だなと思う。

kirinrin713kumiko at 07:46|Permalink無題 

2012年06月20日

のように

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生まれて初めて描く時の、そんな気持ちでいつも制作に取り組めたら良いな。
喜びと戸惑いと、緊張。作為的な手順にはない、失敗と発見。


何度となく経験したことや、何度も感じたはずの想いを 全く初めてのように、新鮮に迷う、あの時みたいに。
凄い、、すっかり忘れてしまうのか。
歳月は過ぎても、初々しく。悩む。
それは良いのか悪いのか…。

大人になっても、慣れないことは、いっぱいある。

kirinrin713kumiko at 17:34|Permalink無題 

2012年06月12日

アトリエフィオーレ生徒さん達の

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本日12日(火)より17日(日)迄、上野のパークスギャラリーにて、アトリエフィオーレ生徒さん達のグループ展示会「萌葱の会絵画展」が開催されます。
今回で11回目となりました。これも生徒さん達の地道な努力の賜物です。
前回の2010年迄は浅草松屋デパート内で開催していましたが、残念ながら、そのギャラリーが無くなって、今回から初めての会場です。駅からすぐの上野公園内にあるグリーンサロンという場所です。
ギャラリー隣にはレストランがあって、パンダカレーが気になります。
梅雨の時期ですが公園内の緑も綺麗ですので、もしお近くにお越しの際は、お立ち寄り頂けたらと思います。
今朝、無事に搬入、陳列作業が終わったので、外は雨降りですが、私はちょっと晴れ晴れした気分です。

kirinrin713kumiko at 18:01|PermalinkFioreより 

2012年06月07日

景色

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どんなに綺麗な景色も、どんなに美味しいものも、何も感じ無い時もある。砂を噛むような。
たとえば、同じ風景だって、その時の自分の感情や状況によって見えかたは違う。
当たり前だけど、希望に満ちた明るい陽だって、哀しい時は胸が苦しくなるくらい痛い光にしか見えない。
絵とか作品も同じかもですね。同じ作品も、その時に見る人の気持ちや感情によって、ガラリと受け方は違う。感想も感動も様々。
そう考えると、どんな絵や作品も、結局は見る人の脳によって作られるのかもしれない。一枚の絵に人間の数だけの無限の感じ方や意味を持つ。
あ、こんな内容のこと昔、養老先生の本で読んだような気が‥する。

kirinrin713kumiko at 08:10|Permalink無題