2013年02月
2013年02月26日
2013年02月15日
テンペラ画 ーAngeloー
天使
二人の天使です。
シナの合板にボローニャ石膏で下地を施し、装飾は石膏液でレリーフしました。
金箔をはり、磨いてから刻印をしています。彩色は卵黄テンペラ画です。
天使は時々描くのですが、私は大天使はあんまり描いたことはなくて、だいたいが、人間に一番身近な存在で沢山いると言われている天使を描いています。
以前、アトリエの生徒さんに天使が見れる(観じる?)方が三人もいました!?
その方達がおっしゃるには、天使は光のように見れるそうです。
残念ながら私にはそんなステキな能力は無いので、見たことはないのですが、でも、日々の生活の中で、時折「あ~、天使さんありがと~」と思う時ってありますよね。
例えば、車にひかれそうになっても助かったり、階段からコケそうになっても大丈夫だったり、ギリギリ電車に間に合ったり、道に迷っても無事に辿り着けたり。
自分の近くで、優しい天使が助けてくれているような…そんな気がする時があります。多分そこらじゅうにプカプカ飛んでるのかも(^_^)
311の大震災の時、アトリエにある天使の置物が棚から落ちていくつか破損しました。首が取れたり、羽が折れたり、手が砕けたり。
接着剤で修復し、今も飾ってあります。
あの日、壊れた天使の人形を見て
、ちょっと大袈裟かもですが、何だか身代わりになってくれたように感じました。
ビルの14階はとっても揺れました。いろいろな物がゴチャゴチャしているアトリエなのですが、不思議なことに、あの地震で破損したのは天使の人形だけでした。
二人の天使です。
シナの合板にボローニャ石膏で下地を施し、装飾は石膏液でレリーフしました。
金箔をはり、磨いてから刻印をしています。彩色は卵黄テンペラ画です。
天使は時々描くのですが、私は大天使はあんまり描いたことはなくて、だいたいが、人間に一番身近な存在で沢山いると言われている天使を描いています。
以前、アトリエの生徒さんに天使が見れる(観じる?)方が三人もいました!?
その方達がおっしゃるには、天使は光のように見れるそうです。
残念ながら私にはそんなステキな能力は無いので、見たことはないのですが、でも、日々の生活の中で、時折「あ~、天使さんありがと~」と思う時ってありますよね。
例えば、車にひかれそうになっても助かったり、階段からコケそうになっても大丈夫だったり、ギリギリ電車に間に合ったり、道に迷っても無事に辿り着けたり。
自分の近くで、優しい天使が助けてくれているような…そんな気がする時があります。多分そこらじゅうにプカプカ飛んでるのかも(^_^)
311の大震災の時、アトリエにある天使の置物が棚から落ちていくつか破損しました。首が取れたり、羽が折れたり、手が砕けたり。
接着剤で修復し、今も飾ってあります。
あの日、壊れた天使の人形を見て
、ちょっと大袈裟かもですが、何だか身代わりになってくれたように感じました。
ビルの14階はとっても揺れました。いろいろな物がゴチャゴチャしているアトリエなのですが、不思議なことに、あの地震で破損したのは天使の人形だけでした。
2013年02月07日
生徒さんからの便り
最近のちょっと嬉しかったこと。
人に絵を教えたりするようになって、早、◯◯年以上!!(◎_◎;)ひゃー。
アトリエフィオーレは今年で九年目になります。
いろんな方々に出会えるのが楽しいのですが、先日、以前通っていらした生徒さんから、小包が届きました。
その方は詩人で、新しい詩集が出版されたとのこと。送付してくださいました。
ポストカードはご自身の絵で、詩集の表紙も中の挿絵も全てナカムラさんの絵です。
優しいホンワカした言葉とほっこりした絵に、気持ちが癒されます。丁寧に生きたいなぁと。
こんな風に、詩と絵が一つになって、人に感動を与えることができるナカムラさん。スゴイです。
少なからず、アトリエでのレッスンが活かされていたとしたら・・嬉しいなぁ(^_^)。
そして、また先日、別の生徒さんからメールが。
やはり以前通っていた、その子は、当時中学生でした。
口数の少ないその子は、引越しと共にアトリエは辞めてしまいましたが、時折、メールをくれ、展示にも来てくれています。
どうやら、将来の夢が美術方面になったようで、
イラストのバイトの面接に使うポートフォリオへのアドバイスをと。
そして、プロフィール欄に、私に習っていた旨を名前と共に載せて良いかと、承諾を確認するメールがきました。
とても嬉しく、そして、背筋が伸びる思い。
今まで、自分は勉強中でプロフィール欄に恩師の名前を書く側でしたので(今もだけど)。
そして、また、別の生徒さんから。私が勧めた専門学校へ通っていたのですが、近々個展をやりたいという相談のメールがきました。
また、別のある油絵を教えた生徒さんは、定年後、毎年必ず公募展へ出展していて、これまた毎年、案内ハガキが届きます。
生徒さんから気づきや教わることも多く、やりがいがある反面、これで良いのかなぁと迷ったり、社会にちゃんと適合出来なかった自分の、体裁をつくろう為の逃げ道なのかもと、想い彷徨ったり、、、そんな弱気な時もありましたが、この仕事で少しづつ成長させて頂く機会を貰っているんだなあ、と改めて感謝なのです。
今は兎に角、自分の出来ることを精一杯やるだけだ~、と思います。
それが、少なからず、誰かの生き甲斐や何かの形になって、、波紋のように広がっていったら・・嬉しいです。
人に絵を教えたりするようになって、早、◯◯年以上!!(◎_◎;)ひゃー。
アトリエフィオーレは今年で九年目になります。
いろんな方々に出会えるのが楽しいのですが、先日、以前通っていらした生徒さんから、小包が届きました。
その方は詩人で、新しい詩集が出版されたとのこと。送付してくださいました。
ポストカードはご自身の絵で、詩集の表紙も中の挿絵も全てナカムラさんの絵です。
優しいホンワカした言葉とほっこりした絵に、気持ちが癒されます。丁寧に生きたいなぁと。
こんな風に、詩と絵が一つになって、人に感動を与えることができるナカムラさん。スゴイです。
少なからず、アトリエでのレッスンが活かされていたとしたら・・嬉しいなぁ(^_^)。
そして、また先日、別の生徒さんからメールが。
やはり以前通っていた、その子は、当時中学生でした。
口数の少ないその子は、引越しと共にアトリエは辞めてしまいましたが、時折、メールをくれ、展示にも来てくれています。
どうやら、将来の夢が美術方面になったようで、
イラストのバイトの面接に使うポートフォリオへのアドバイスをと。
そして、プロフィール欄に、私に習っていた旨を名前と共に載せて良いかと、承諾を確認するメールがきました。
とても嬉しく、そして、背筋が伸びる思い。
今まで、自分は勉強中でプロフィール欄に恩師の名前を書く側でしたので(今もだけど)。
そして、また、別の生徒さんから。私が勧めた専門学校へ通っていたのですが、近々個展をやりたいという相談のメールがきました。
また、別のある油絵を教えた生徒さんは、定年後、毎年必ず公募展へ出展していて、これまた毎年、案内ハガキが届きます。
生徒さんから気づきや教わることも多く、やりがいがある反面、これで良いのかなぁと迷ったり、社会にちゃんと適合出来なかった自分の、体裁をつくろう為の逃げ道なのかもと、想い彷徨ったり、、、そんな弱気な時もありましたが、この仕事で少しづつ成長させて頂く機会を貰っているんだなあ、と改めて感謝なのです。
今は兎に角、自分の出来ることを精一杯やるだけだ~、と思います。
それが、少なからず、誰かの生き甲斐や何かの形になって、、波紋のように広がっていったら・・嬉しいです。
2013年02月05日
テンペラ画
= カエル frog =
要望がありましたので、カエルの絵を描いていました。
周りの装飾は石膏でレリーフをして、金箔をはり、メノウ棒で磨きました。
蓮の文様と蔦のイメージの柄です。
彩色は卵黄テンペラです。
なぜカエル?
カエルは縁起の良いモチーフだそうですね。
描いていたら愛着が湧いてきました。手放すのがちょっとさみしい。
「カエルは日本では縁起物のシンボルとして、バリでは神様の使いとされています。
日本の各地にはカエルがまつられているところがたくさんあります。防火ややけどを防ぐ、雨乞いや止雨、交通安全、商売繁盛など、色々な言い伝えがあるようです。
また、小さなカエルグッズをお財布に入れたり付けたりすると、「お金が帰る」といわれています。お金だけでなく「無事帰る」「福かえる」などということから、大きなものは玄関に飾ると良いそうです。親蛙の背中に子蛙が5匹乗った置物『六(む)かえる』はお客さんを迎えてくれるといわれています。語呂合わせから縁起を担いでいるようです。
カエルは一度に沢山の卵を産むので、子宝・豊穣・成功運のシンボルでもあります。
中国では財運をアップさせる、三本足のカエルの置物があります。
バリでは神様の使者、雨をもたらす神様の使いとして雨乞いの象徴とされたようです。
南米でもカエルは幸運(特に金運)を招くものと考えられているようです。」
要望がありましたので、カエルの絵を描いていました。
周りの装飾は石膏でレリーフをして、金箔をはり、メノウ棒で磨きました。
蓮の文様と蔦のイメージの柄です。
彩色は卵黄テンペラです。
なぜカエル?
カエルは縁起の良いモチーフだそうですね。
描いていたら愛着が湧いてきました。手放すのがちょっとさみしい。
「カエルは日本では縁起物のシンボルとして、バリでは神様の使いとされています。
日本の各地にはカエルがまつられているところがたくさんあります。防火ややけどを防ぐ、雨乞いや止雨、交通安全、商売繁盛など、色々な言い伝えがあるようです。
また、小さなカエルグッズをお財布に入れたり付けたりすると、「お金が帰る」といわれています。お金だけでなく「無事帰る」「福かえる」などということから、大きなものは玄関に飾ると良いそうです。親蛙の背中に子蛙が5匹乗った置物『六(む)かえる』はお客さんを迎えてくれるといわれています。語呂合わせから縁起を担いでいるようです。
カエルは一度に沢山の卵を産むので、子宝・豊穣・成功運のシンボルでもあります。
中国では財運をアップさせる、三本足のカエルの置物があります。
バリでは神様の使者、雨をもたらす神様の使いとして雨乞いの象徴とされたようです。
南米でもカエルは幸運(特に金運)を招くものと考えられているようです。」