2013年03月

2013年03月14日

赤坂大歌舞伎

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先日、赤坂のアクトシアターにて、中村兄弟と獅童さんの「 怪談乳房榎」を観に行った。もう、若手とは言えないくらい、三人とも貫禄があって、凄~くしっかりした骨太なお芝居だった。
時々、乗り移ったかと思わせるほど、お父さんの姿に似ていて、胸が熱くなり涙が出てしまった。勘九郎さんが「教わったことを忠実に勤めたい」と言っていた通りで、一寸の隙も無いほど完璧にこなしていた。若さでつい自分らしさを出したい年頃なのに、偉いなぁと思った。
三階さんを含め、舞台上の役者さん達全員が、「歌舞伎を盛り上げていきたい」という強い結束と勘三郎さんへの哀悼の意がひしひし感じられて、心底「良い舞台を観たー」と感動した。
やっぱり、「何か」を人に「伝えたい」という強い思いがあって全力を尽くした物は人の心を動かすし、それには、やっぱり、当たり前だけど修練があって技術も伴わないといけないし。
何を伝えたいのか、これも重要で…。
押し付けではなく、意味意義のあるものって、、?。純粋な想いは嫌味が無いのだなぁ。。。

観に行くと毎回必ず楽屋に通してくださる、ある役者さん。今回も感動したのに、雑談だけして良い感想を伝えられなかったかも。どんどん、ひた向きに前に進んでいて、進化していく姿に羨望。役者という仕事は深くて難しくて、でも独特な領域。歌舞伎の舞台を通して、いろいろな事を考えさせて貰えます。

kirinrin713kumiko at 13:15|PermalinkComments(0)無題 

2013年03月09日

朝日チャリティー美術展

急に暖かい日が続いていますね。洋服の衣替え前なので、アタフタと着るものに困まってます。

展示会のご案内です。
「第88回 朝日チャリティー美術展/東京展」に作品を一点だけですが、出しております。
お近くにお越しの際は、お立ち寄り頂けたらと、思います。

以下文は抜粋

 全国の芸術家や著名人から寄贈された作品約1500点を販売し、収益を社会福祉事業に充てる「第88回朝日チャリティー美術展・東京展」を3月8日(金)から11日(月)まで東京・松屋銀座で開きます。寄贈者のご厚意により、特別価格での販売(一部入札)です。
 作品をご寄贈いただいた美術家や各界著名人約千人の皆様にお礼を申し上げます。
 収益は子どもや高齢者への虐待を防ぐための事業や児童養護施設などで暮らす子どもの進学支援、全国の自閉症療育の関係者が集う「自閉症カンファレンスNIPPON」の開催など、朝日新聞厚生文化事業団の事業に使わせていただきます。作品の購入を通して社会福祉活動の支援をお願いします。

◇日程と会場 2013年3月8(金)~11日(月)、松屋銀座8階大催場(東京都中央区銀座3-6-1、)午前10時~午後8時(5日は午後6時、7日は午後5時まで。入札は7日午後1時まで)
 

◇作品 絵画、陶工芸品(茶わん、花入れ、とっくりなど)、版画、掛け軸、色紙など約1500点

◇寄贈者 文化勲章受章者や文化功労者、芸術院会員、人間国宝を含む約千人。
◇入場料  無料

主催 朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催

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kirinrin713kumiko at 20:25|Permalink展示会の案内 

2013年03月07日

U美術研究所の展示

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もう、何年も前のこと。
私が大学を卒業し、インチキ?社会人となっても、あんまり会社に馴染めずにモヤモヤしていた頃、働きながら美術の研究所に通っていました。
そこでは美大では教えて貰えなかった技術的なことや、古典から現代迄の美術、芸術の事、作家としての心構えや精神などなど…様々な事を教わりました。
その研究所も、事情によりこの春で閉めることになったそうです。
御徒町の雑居ビルにある一室は、お世辞でも綺麗とは言えない混沌とした場でした。
でも、その小さな空間は、当時の私には唯一の芸術との架け橋の場であったように思います。

この研究所のお別れ展示会が10日の日曜日迄やっております。御徒町のビルの一室にて、先生の作品と生徒さん達の作品を展示しています。

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私も、卒業生の1人として何か作品をと、展示のお誘いを頂きました。
急だったので、以前描いたフィリッポリッピの模写作品を搬入しました。

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先生は相変わらず、と~っても元気そうです。
60歳過ぎても、海外に飛び回り活躍している先生を見習って、私も、いつ迄も永く頑張れたら良いなぁ…と思いました。

kirinrin713kumiko at 12:18|Permalink展示会の案内